お部屋が大きいと、大きい家具を入れても大丈夫と思いがちですが、もし家具が入らないと返品や選びなおし、もしくは階段上げ、クレーンつり上げなど余分な費用がかかってしまいます。
まず引っ越し前に、家具の搬入経路をチェックしましょう。欧米からはるばる輸送した家具が、エレベーター、廊下、ドアの寸法が小さくて大きな家具が入らない場合、帰国するまで保管の費用がかかってしまします。
家具を海外送る前に、日本の住宅のサイズを事前に確認しましょう。賃貸の場合は、不動産会社に輸送経路の確認をしてもらうのも手です。
エレベーターの入り口ドアが空いた時に、ソファーの奥行より大きいことを確認しましょう。
エレベーター奥行、高さをによっては、ソファーを斜めにしても、家具を入れることができません。
日本のダイニングテーブルは4-6人用までがほとんどで、長さは120-180cm、幅70-90cmくらいです。欧米と比べると椅子、テーブル共にの高さが低いです。
ふだんは2人用のテーブルで、お客様がきたら広げられる伸長式のテーブルもあります。
日本のキャビネットはとても種類が多く、コンパクトなテレビボードから、部屋の壁面一面にある大型シェルフなど様々なサイズがあります。
大型な組み立て式キャビネットは、メーカーによっては一度組み立てると、引っ越しする際に分解して組み立てのときにパーツがうまくはまらないことがあります。
将来引っ越しを考える場合には、エレベーターに入る幅90センチ以下のものをいくつか置くと、再度組み立てする手間が省けます。
日本は地震が多いので、床には家具転倒防止のふんばるくん、天井には耐震ポールなどを設置すると震災の備えになります。